信用組合とは
信組情報サービスを語る上で忘れてならないのが、信用組合の存在です。
信用組合とは、相互扶助を理念とした協同組合組織の金融機関のこと。わかりやすく言えば、金融サービスを利用したい人たちが、自分たちで出資して設立した「利用者による、利用者のための金融機関」です。そのため、取引先(お客様)は同じ地域・業域・職域の出資者である組合員(中小企業や小規模事業者)に限定されます。
信用組合の業務内容は、銀行とほとんど変わりません。金融の三大業務である預金・融資・為替を取り扱っています。しかしながら、その経営理念は大きく異なります。銀行は営利を最大の目的とする株式会社組織で、株主の利益が優先されるのに対し、信用組合は組合員の発展を一番の目的とする非営利の協同組合組織で、組合員の利益が優先されます。それゆえ、銀行に比べて、よりお客様に寄り添った金融業務を行っています。
現在、日本全国に143の信用組合があります。(店舗数は約1,600)。
特徴・強み
01
メガバンクをしのぐ店舗数で社会的責任を担う
信用組合は、全国に約1600店舗。相互扶助のもと、組合員の利益を第一に考え活動し、地域に密着した最も頼れる金融機関としての存在意義を持つ信用組合。信組情報サービスは、全国の店舗をネットワークで結び、受託した金融業務(預金、融資、為替等)のシステム開発、運用を一括で担っています。
02
多彩なサポートで活気ある地域金融を支える
預金残高は23兆円、貸出金残高は13兆円。また、暮らし、事業、地域のサポートを展開するなど、信用組合の社会貢献度はますます大きくなってきています。信組情報サービスは、システムの安全性と効率向上、コンプライアンスやリスク管理の徹底に努め、信用組合の共同センターとして、信用組合に対して良質なIT(情報技術)を提供し、信用組合の発展を支援しています。
03
2つのセンターで金融業務を支える
信組情報サービスは、信用組合および関係団体から金融業務(預金、融資、為替等)のコンピューター処理を「全信組センター」と「SKCセンター」の2つのセンターで支え、それぞれ最適化されたシステムを構築しています。
04
システム・ネットワークで多様なニーズを支える
信組情報サービスは、信用組合と他金融機関等をネットワークで結び、様々なニーズに対応できるシステム・ネットワークを構築。今後の情報化社会の進化と金融チャネルの多様化に伴う社会インフラとしてのシステムを構築し続けます。
各種採用データ
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平均勤続年数
16.2年
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平均有休取得日数
15日
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平均残業時間
1ヶ月あたり
19.5時間
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新卒社員の定着率
過去3年
95%
(2023年度現在)